2024.12.18
試作金型用部品の取り扱い、保管について
2024年9月
当社(株)堂田精工は試作金型部品を製作し、当社規格のモールドベースに組み込み樹脂パーツを製作しております。当社で製造している試作金型部品は高強度A7075材を主材料としていますが、永久的に生産を継続できるものではありません。2024年9月以降に製造された試作金型部品については保障保管期間、保障生産数が見積り書に明記されています。
(株)堂田精工は見積り時に提示した保障生産数、または保障保管期間のいずれかが終了するまで上記部品を社内にてメンテナンスを実施し、成形できる状態を維持し無償保管します。
基本的に保障生産数、または保管期間を超えた試作金型部品は、お渡しまたは廃棄します。試作金型用の部品(入れ子、スライドコア、突き出しピン等)をお渡しの場合、その部品のみで成形する事はできません。
もし保障生産数、または保管期間を超えた試作金型部品で継続生産を希望の場合はご連絡ください。試作金型部品の状況、生産体制を確認し継続可能かどうか(株)堂田精工にて判断します。引き続き生産を希望されても部品の状況、当社の生産体制により継続生産ができない場合があります。また生産可能な場合でも生産期間、生産数等の保障はありませんのでご了承願います。
既製試作金型部品の扱いについて
2024年9月時点で既に製作済みの試作金型部品(別紙)につきましても上記の条件に準じ、保管期間、予定生産数、メンテ費、保管費用については再度協議の上、生産計画を作成するか廃棄するかのリストを作成します。また生産計画がない試作金型部品についてはお渡しまたは廃棄とします。部品データがある場合は希望があれば送付可能です。お送りした部品、データの取り扱いについては当社は権利を主張する事はありません。
樹脂部品試作品についての注意点
当社は試作金型にて樹脂部品の試作品を製作しています。従って、試作金型の性質上、もし当社にて製作された樹脂部品を市場に出される場合は御社にて検証、検査等を実施し御社の責任にてご判断ください。成形上の不具合があった場合を除き、当社は一切の責任を負う事はありません。